MENU
講師について
第4回Peach kokorozasi school

本日は1月15日(金)に開催致しましたPeach kokorozasi schoolをご紹介します。

2017年度からスタートし、4年目を迎えるPeach kokorozasi schoolは、 異業種との交わりで気付かなかったことに気付き、考えなかったことを考えることにより、 イノベーションを起こせる人材を育成することを目的とした研修プログラムです。

講師にリーディングカンパニーの経営者や、最先端の研究者をお招きし、既存の知と新しい知を掛け合わせることで、新しい知恵を生み出します。

なお、今年度は感染状況を考慮し、受講者が対面でも、会社や自宅からのオンラインでも参加できる「ハイブリッド型」にて研修を開催しております。

 

当日は、講師にパナソニック株式会社 専務執行役員 宮部義幸氏を迎え、 「日本のイノベーション創出に向けた課題」をテーマにご講演頂きました。

 

経営学は今の定常業務のオペレーションを最適化するためには必要な学問であるが、情勢の変化については教えられないため、イノベーションを起こすには新たな視点を持つことが重要となる。Apple社では、スマートフォンについて、通信機器の視点で製品開発をしたのではなく、コンピューターからの視点で製品開発をしたことが、従来とは全く違う価値を創出し成功に繋がった。等を、自社の携帯電話事業での体験を交え、ご教示頂きました。

 

 

 

その後ファシリテーターに酒井真理を交え、質疑応答、「自社におけるイノベーションの課題」・自社におけるイノベーションとは? ・それを実行する上での課題は? というテーマでの討論会を行いました。

 

「米テスラがエアコンに参入したように、自社のコアを破壊する存在は遠いところから急に表れる。その変化に対する備えが大切」

「自社を変革していく際に、外部のリソースを活用することも必要になる。しかし、外部のリソースが本当に自社にとっていいい影響を与えるのかを見極める為の目利き力が必要。」

などの声がありました。

 

次回は2月15日(月)「国際社会の中の日本、日本の中の国際社会」です。