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講師について
2019年はどんな年になるのでしょうか。

2019年に入り、ほぼ一ヶ月が過ぎようとしています。今年は十二支というと亥(いのしし)で干支でいうと己亥になります。亥は「がい」とも読めて「種」という意味もあるそうです。

今年は平成も終わり5月には新しい元号となります。仏教用語に使われる言葉に「凋落(ちょうらく)」という言葉がありますが、衰え、しぼみ、そして種子(仏教用語は(しゅうじ)と言われるようですが)の時代が来て移り変わっていくのが今年の干支の己亥にあたります。

世の中は「イノベーションを起すことこそが発展の道」と、何か新しいことができないかと模索を続けています。また、一方では持続可能なSDGs(持続可能な開発目標)を掲げ企業として、人として出来ることをこれまた、模索をしています。

1970年、大阪万博が開催された時代は、多くの人々は大きな夢を持つことが出来ました。その多くの夢が現代では可能となり、現実となっています。豊かな時代になり、便利な時代となりました。が、心の豊かさは失われつつあります。

心の豊かさはどうやって培うことができるのでしょうか。

研修という仕事を通じて色々なことを私自身も学び続けていますが、「心の豊かさの養い方」は難しいテーマです。

ホセムヒカ氏(ウルグアイ第40代大統領)が「私は発展するために生まれているのではない。幸せになるためにこの地球にやってきたのだ」と仰っています。

新しい時代の幕開けを迎える2019年は「心豊かに生きる」ことを意識しながら「研修」という仕事に携わっていきたいと思います。