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講師について
2021年度 第1回Peach kokorozasi school

本日は5月19日水曜日に開催致しました2021年度 第1回 Peach kokorozasi schoolをご紹介します。

2017年度からスタートし、5年目を迎える Peach kokorozasi schoolは、 異業種との交わりで気付かなかったことに気付き、考えなかったことを考えることにより、 イノベーションを起こせる人材を育成することを目的とした研修プログラムです。講師にリーディングカンパニーの経営者や、最先端の研究者をお招きし、既存の知と新しい知を掛け合わせることで、新しい知恵を生み出します。

今年度は感染状況を考慮し、受講者が対面でも、会社や自宅からのオンラインでも参加できる「ハイブリッド型」にて研修を開催しております。

当日は、 講師に

スタンフォード大学フーヴァー研究所フェロー 西 鋭夫氏を迎え、

「世界と日本」をテーマにご講演頂きました。

 

 

研修時には毎回米国から来日いただいております。そして今回も入国時のPCR検査の様子を具体的にお聞きしました。

その後、コロナによって浮き彫りになった世界と日本の違いを、政治や歴史を交えて深く広いご講演をしていただきました。

 

 

特に、現在の日本は世界に対して遠慮をしており、

「以前のような勇猛果敢な姿勢を育てる教育がなくなってきている。コロナ感染対策を取っても、各国への遠慮をした結果が、現在の遅れを生み出している」

といった本質をついた意見をご教示いただきました。

 

 

その後、ファシリテーターに酒井真理を交え、質疑応答会を行いました。

 

 

 

 

 

 

「日本ではSDG‘Sを掲げた企業活動が主となってきているが、実際に米国ではそのような動きはあるのか」という質問に対して、

 

 

「米国でそのような主張をしても、人々の関心を買うことはできない。もちろん環境を破壊する企業は存在しないが、米国では、ビジネスでお金を作った人々が最も評価される」という回答がありました。

また教育について「日本は全体を底上げしていく教育のため、できる生徒の成長速度を下げてしまっている一方、米国では年齢にかかわらずできる生徒は、飛び級をしていく。すなわち教育スピードが全く異なっている」とご教示いただきました。

 

次回は6月17日木曜日「実践;いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、サラヤ株式会社代表の更家社長にご登壇していただきます。