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講師について
2021年度 第8回Peach kokorozasi school

本日は1月25日火曜日に開催された2021年度第8回 Peach kokorozasi schoolの講義の様子をご紹介します。

Peach kokorozasi schoolは今年度で5年目を迎える、異業種交流を通して、新たな気づきや考え方を得ることにより、イノベーションを起こせる人材を育成することを目的とした研修プログラムです。

講師にリーディングカンパニーの経営者や、最先端の研究者をお招きし、既存の知と新しい知を掛け合わせることで、新しい知恵を生み出す研修内容となっております。

今年度は新型コロナ感染状況を考慮し、受講者が対面でも、会社や自宅からのオンラインでも参加できる「ハイブリッド型」にて研修を開催しております。

今回は、講師に パナソニック株式会社 専務執行役員 宮部 義幸氏を迎え、「日本のイノベーション創出に向けた課題」をテーマにご講演いただきました。

 

 

講演会では、『イノベーション創出における「視点」 ~携帯電話の発展をかえりみて~』という題材でご講演いただきました。

冒頭で、イノベーションを起こすには新たな視点を持つことが重要であり、日本人が得意な”地道な改善改良”の中で、第一世代、第二世代、第三世代、、、と世代が連続的なイノベーションであると思われているが、歴史を振り返ると、それぞれの世代を率いている者は異なるというお話をしていただいた上で、各世代についてを非常に細かくご教授いただきました。
講演の最後には「常に時代の変化の先から今を見ることは、リーダーにとって非常に大事である。」というお言葉を宮部講師からいただきました。

 

講演後の討論会では、ファシリテーターに酒井真理を交え、「自社におけるイノベーション課題」という事前検討テーマについて討議を行いました。

 

自社におけるイノベーション課題だけでなく、個人としての課題に対する質疑や問題提起もあり、多角的な視点での討論会となりました。

最後に宮部講師から受講生へ、イノベーションを起こす人材として大事にしている事として、「世の中の変化に敏感になり、常にアンテナを立てておく 」「いかに良質なインプットを行うか」「自社の強みを理解して、どのように生かして変革していくかを考える」「より上位なマネジメントを自分事として考える」という、4つの事柄をご教授いただきました。

 

次回は2月16日「国際社会の中の日本 日本の中の国際社会」です。