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講師について
2022年度 第7回 Peach Women’s Business School

本日は10月26日水曜日に開催された第7回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介いたします。

Peach Women’s Business Schoolは今年度で6年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。現在、約200人の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。

今回は、株式会社ポジティビティ 代表取締役 松岡孝敬氏を広島県よりお招きし、「ロジカルシンキング」をテーマに講義をしていただきました。

なお、今回の講義も感染予防対策を講じた上で、リアル開催をいたしました。

前半では、ロジカルシンキングについて、またそれを実行するためのステップをご教示頂きました。

「空・雨・傘」といった理解しやすい具体例や、因果関係と相関関係について多様なトレーニングやグループワークを交えながらご講義いただきました。

ロジカルシンキングにはクリティカルに思考する事、つまり「深い洞察による自分の考えをもつ」ことが求められるとのことであり、そのためには、

「知っているつもり、わかっているつもり」から脱け出すこと、「相関関係」と「因果関係」を見分けること、当たり前のことを考えないことが必要であるとご教示いただきました。

後半では、考えをロジカルに展開する事を目標に、深く根拠を調べて伝えること、自分が伝えたいことを「説得力」という乗り物に乗せること、「何の話なのか(テーマ・論点)」、「何を言いたいのか(結論・主旨)」、「そう言える理由は何か(根拠)」、「何をしなければならないのか(行動)」を重点に置きご教示頂きました。

今回の研修で全体の半分が過ぎ、受講生たちも意見交換や発言が活発になってきた様子でした。積極的にワークに取り組みながらマスクの下は、笑顔になっていました。

アンケートでは、

「ワークが多く、自分で考える時間が多かったので、より理解しやすい講義でした。ステップごとに例を使って置き換えた説明をしていただいたのでわかりやすいと感じました。ロジカルシンキングは、相手に自分の意見を正しく伝えるときにとても重要な手法なんだということがよく分かりました。今まで自分が伝えたいことが正しく伝わらず、補足説明があっても100%は伝わっていないなと感じることもあったので、今回の内容を取り入れてみようと思いました。」

「自分がいかに日常の会話の中で「事実・推測・意見」を意識できていないかがわかりました。しかし、これを取り違えると仕事の上では大変な事になるので訓練が必要だと思いました。相手にきちんと自分の意見を伝える為に慣れるまでは紙にまとめてから話すなど工夫していこうと思いました。」

次回は11月9日(水)「財務会計」の様子もご紹介いたします。