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本日は12月18日(木)に開催された第10回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介いたします。
Peach Women’s Business Schoolは今年度で9年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。
現在、300名を超える卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。
今回は、帝塚山学院大学 リベラルアーツ学部教授 Link Next社会研究所 代表 飛河 智生氏をお招きし、
「世界の動向とグローバル思考」をテーマに講義をしていただきました。

今回の研修では、『世界を鳥瞰しよう』を目標に、
「社会に関心を持つ」
「変化をチャンスとし、備えておく」
「人生100年時代の新しい働き方(生き方)を確立する」
ことの重要性について、さまざまな切り口からご教示いただきました。

世界を見る方法として、「空間」と「時間」という2つのスケールから物事を捉える手法をご紹介いただきました。
講義前半では、空間的な視点を基軸に、世界各国の基礎知識から現在の国際情勢、
さらに各地域が抱える課題まで、幅広くご解説いただきました。
なかでも、距離に応じて学ぶ優先順位を整理し、
近い国は深く、遠い国は広く捉えるという「世界を距離で読む」視点は、受講生にとって新鮮であり、
日頃どのように世界を見ていくべきかを改めて考えるきっかけとなりました。
また、漠然と理解していた「経済」についても、サプライチェーン内の全ての行為が「経済」そのものを形作っており、
「経済とは何か」といった根本的な定義を捉え直す場が設けられていました。
さらに、グローバル化が進む現代では、特に経済面で連携する必要性が高まっていることも教えていただきました。
世界の国々は独立して存在しながらも相互に結びつき、協力し合うことが欠かせないという点を踏まえ、
世界やさまざまな事象に対して多角的な視点を持つことが重要であることを、再認識する機会となりました。

後半では、時間的な視点を基軸に、1年・15年・100年といったスケール単位で歴史を俯瞰する手法をご教授いただきました。
時間のスケールを変えることで、同じ出来事でも見え方が大きく変わることを体感し、
幅広い視野を持つことができるという新たな気づきを得ました。
また、時間スケールごとに考えることで、急速に変化する世界情勢や技術発展のスピードを、受講生も実感した様子でした。
今回の研修で学んだ「空間」と「時間」の視点は、
受講生の今後の働き方や人生設計を考えるうえで、重要な指針の一つとなりました。
加えて、人生100年時代を生き抜くための準備を進めるきっかけとなる、大変有意義な時間を過ごすことができました。
研修後のアンケートでは、
「時間軸と空間軸を広げて世界を捉える「グローバル思考」の重要性を学びました。
特に、1年・15年・100年といったスケール単位で歴史を俯瞰する手法は、物事や流れを理解する上で非常に有効だと感じました。
また各国の歴史的背景や文化が現在の国際情勢に影響していることを知り、背景を正しく把握することで、
各国の言動の理由を予測できるという視点も得ることができました。
過去から今を構造的に捉えることで、漠然としていた「VUCAの時代」をよりリアルに感じることができました。
現在進めている中期経営計画の策定業務において、これまでは「未来のみ」に焦点を当てて施策を検討することが多かったのですが、
今後は過去の出来事をスケール単位で捉えた上で未来を予測するという考え方を取り入れたいと思います。」
「人生をスケールで考えるというお話がとても印象に残りました。
15年スケールで時代を切り取っていくと、思っていたより時代が大きく変わっていることに驚きました。
また、人生を15年スケールで区切ったときの、各スケールの説明が自分自身にとても当てはまっていると感じました。」
「時間軸を捉えるスケールの話は、自身にあまりなかった考え方でとても勉強になりました。
考えるべきテーマによって、使うスケールの切り替えが必要だということも、変化が目まぐるしい現代においてとても重要だと感じました。」
といった意見が寄せられました。
次回は、1月23日(金)、「講師とディスカッション形式で学ぶ これからの働き方」をテーマに行います。
その様子も後日ご紹介いたします。
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