本日は6月12日木曜日に開催されたPeach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介します。
Peach Women’s Business Schoolは今年度で9年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。
これまでで約300名の卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。
今回は、弊社代表、松田真理による「アウェアネス」をテーマに講義をしました。
講義の始めに、女性活躍に関する現状について説明し、松田がこの研修を始めたきっかけや、研修に対する思いを受講生に伝えました。
女性活躍が増えていく一方で、職場においてのハラスメントの実情や、紛争、飢餓、貧困など多くの社会問題が世界に繰り広げられていて、
女性も男性と同じく視座を上げていくことが求められる時代になり、女性の意識変容が更に社会を変えていく力となる事をお話ししました。

そして講師からは、テーマであるアウェアネスは「意識」や「気づき」の意味を持ち、
気づきを得るためには常に自己を軸として考え、主体的に生きること、
価値観を整え夢や目標を持つことが大切であると受講生に伝えました。
気づきのための習慣は「知識」「スキル」「やる気」という3つの要素で構成されており、
その習慣を育成するためには、これらを意識し続ける必要があるという話を、受講生は大変興味深く、熱心に聞いていました。
前半のグループディスカッションでは、
「現在自分が問題を意識している事柄」、「“気づき=意識が変わる瞬間”の経験談」についてそれぞれ話し合いました。

初めてのグループワークで、最初は緊張している様子でしたが、次第に緊張もほぐれ活発な意見交換となりました。
研修の後半では、本日の研修を受けての気づきや感想を一人ずつ発表しました。
人に気づきを与えれるようになるには自分はどういうあり方でいなければならないか、
常に前向きになるとはどういう状態なのか、
ということを受講生達は、グループワークと講義を通して新しい知見を得る機会となりました。

研修後のアンケートでは、
「研修を受け、業務においては、部分最適ではなく全体最適を意識するようにしていますが、
仕事に限らず、あらゆる場面において必要な視点であると再認識しました。
また、時事問題を知ること、それが自身の生活や業務に与える影響を考える習慣をつけることの必要性を学びました。
これまでは自身の興味関心の範囲で情報収集を行うことが多かったのですが、
今後はより幅広い分野に視野を広げ、多角的な情報を積極的に取り入れることで、自身の知見を深めていきたいです。
その過程で、情報の取捨選択のスキルも高めたいと思います。さらに本研修で「価値観を整える」という言葉を初めて知りました。
教わったステップを実行し、どんな状況でもぶれない軸を持ち、常に前を向いて進む土台を構築したいと思います。」
「今回の研修では、社会や職場における自分のあり方を見つめ直す貴重な機会となりました。
講義では男女格差や職場環境の変化に触れられ、自分の目指す先がどこなのかはともかく、日々問題意識を持つことの重要性を再認識しました。
特に「気づき」は、知識や経験、日々の意識・態度から生まれるものであり、主体性を持って行動することが成長につながると学びました。
自分自身が周囲の環境に影響されやすいという自覚がある中で「どちらか迷ったときは進む方を選ぶ」
「常に考え続け、自分の意見を言えるようにする」といった言葉が深く胸に響きました。
更に自分の意見を言う際には、言い方、態度、タイミングを考えるというところことは、まさに自分が磨かなければいけないスキルです。
この研修を通じて、主体的に生きる姿勢と価値観の整え方を意識し、日々の業務や人との関わりの中で活かしていきたいと強く感じました。」
といった感想がありました。
次回は、7月2日(水)「メンタルヘルスケア」をテーマに行います。
その様子も後日、紹介いたします。
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