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本日は10月16日(木)に開催された第7回Peach Kokorozasi School Plus の講義の様子をご紹介します。
Peach Kokorozasi School Plusは、女性管理職を対象とするPeach Women’s Business School Professional と統合し、
イノベーション人材を育成することに加え、多様性や持続可能性など多くの「プラス」を生むプログラムです。
今回は、講師に関西文化経済研究所 代表、西日本電信電話株式会社 元代表取締役社長 大竹 伸一氏を迎え、
「変容するライフスタイルとビジネスモデルの破壊・再生ー意識の変化とDXは何をもたらすかー」 をテーマに講義をしていただきました。

前半の講義では、急速に進展するデジタル技術が現代社会に与える影響と、
それに対応するために企業が組織やビジネスの在り方を見直す必要性について取り上げられました。
さらに、近年ではAIやビッグデータの進展に伴い社会経済が大きく変化する中、
デジタル化によって旧来のビジネスモデルが破壊される可能性があることから、
多くの企業が組織改革の一環として「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の導入に取り組んでいる状況について、ご講義いただきました。
また、「デジタル化の進展およびライフスタイルの変容を背景に、
各業界における既存のビジネスモデルが今後どのように変化していくのか」について、議論を行いました。
講師とのやり取りを通じて、受講生がこれまでにない視点に気づく場面も見られました。

後半は、新型コロナウイルスによるライフスタイルの変化およびDXの進展を背景に、
「DXによって自社のビジネスモデルはどのように変化する(または変化すべき)か」、
「自社が今後も成長し続けるために、どのような脅威が存在するか」、
「それらの脅威に対して、どのような対応策が求められるか」
といったテーマについて、受講生それぞれが自社の状況を踏まえて発表を行い、その後、質疑応答を通じて理解を深めました。
研修の最後には、ChatGPTなどの生成AI技術の急速な進化により、扱うデータの量が増え、処理も複雑になってきているため、
電力の消費が大きくなっているという現状が紹介されました。
そのような課題に対応するための取り組みとして、「IOWN構想」が提案されており、概要についてもわかりやすく解説していただきました。

次回は11月12日(水)「国際社会の中の日本 日本の中の国際社会」をテーマに行います。
後日、その様子もご紹介いたします。
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