本日は9月5日(金)に開催された第5回Peach Kokorozasi School Plus の講義の様子をご紹介します。

Peach Kokorozasi School Plusは、女性管理職を対象とするPeach Women’s Business School Professional と
統合し、イノベーション人材を育成することに加え、多様性や持続可能性など多くの「プラス」を生むプログラムです。

今年度も受講者が対面でも、会社や自宅からのオンラインでも参加できる「ハイブリッド型」にて研修を開催しております。

今回は講師に、昭和女子大学 総長　坂東 眞理子 氏を迎え、「働き方とキャリア」をテーマに講演をしていただきました。

前半の講義は、日本社会の変化と働き方、キャリアへの影響について、多くのデータや資料をもとにご教示いただきました。

社会変化は、個人の働き方やキャリア選択に直接的な影響を与えていて、今後は、変化に柔軟に対応しながら、
自らの価値を高めていく姿勢がますます重要になっていくこと、また、社会背景からも、企業価値の本質的な見直しが進み、
企業は人的資本への取り組みが経営戦略の中核となっていることの詳細な内容をお話しくださいました。

そして今後も、社会課題が多様化、複雑化していく中、「女性活躍」は経済成長を支える人的資本の重要な投資と位置づけられ、
女性の力を活かすことが、こうした課題を乗り越えるための鍵になることを、政府機関の資料にもとづきご説明くださいました。

最後に坂東講師の著書「与える人」にちなみ、今後のキャリア形成に役立つ考えなどをご教示いただきました。

後半は、ファシリテーターに松田真理を交え、討論会を行いました。

討論会では、「働き方とキャリア」について、講師の講義のデータや資料から、
アンコンシャス・バイアスからの解放や、自社の女性登用状況、人材育成など、
受講生はそれぞれに課題を感じていること等を共有し、大変有意義な討論会となりました。

次回は、10月10日（金）Peach Women’s Business Schoolと合同で見学会＋ワークショップ、
「植物工場の社会実装に向けた取り組み」をテーマに行います。

その様子も後日ご紹介いたします。