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講師について
2025年度 第7回 Peach Women’s Business School                                         

本日は10月23日(木)に開催された第7回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介いたします。

Peach Women’s Business Schoolは今年度で9年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。
現在、300名を超える卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。

 

今回は、株式会社竹中工務店 開発計画本部 西日本1グループ シニアチーフプランナー 堀 沙樹氏をお招きし、
「リーダーシップ」をテーマに講義をしていただきました。

堀講師はPeach Women’s Business Schoolの卒業生であり、
これまでのご経験や、リーダーとして日々実践されていることについて具体的にお話しいただきました。

 

冒頭では、「リーダーシップとは何か」について、以下の重要なメッセージをお伝えいただきました。
「世の中には多様なチームが存在しており、私たちはそれぞれの立場で何らかのリーダーシップを担っている」
「リーダーシップに正解はなく、時代や環境の変化に伴って、求められるリーダー像も常に変化している」
「自分自身が‟こうありたい“と思えるリーダー像を見つけることが重要である」
講義を通じて、これらのメッセージについて理解を深めていきました。

 

また、自分が目指すリーダー像を明確にするために、受講生それぞれが「CQファインダー」という自己診断ツールを実際に取り組みました。
診断後はグループに分かれ、結果をもとに「理想の自分とのギャップ」や「日常で実践しているリーダーシップ、またその中での課題」などについてディスカッションを行いました。
グループごとに活発な意見交換が行われ、有意義な時間となりました。

 

後半では、女性ならではのリーダーシップに関する悩みや課題についてお話しいただきました。
その中で、「共感力」や「論理的に考える力」、そして「自分自身を信じること」などが、
女性リーダーにとって大切な要素として紹介されました。

 

その後のワークショップでは、「自分が何にモチベーションを感じるか」について考え、グループで議論を行いました。
受講生同士が意見を交わす中で、価値観の違いや多様な視点に触れ、新しい発見がありました。

 

最後には、研修を通じて理解を深めた「自分が目指すリーダー像とその理由」について、
一人ひとりが発表を行い、お互いの考えを共有しました。

 

受講生にとって、自分自身が目指すリーダー像を見つめ直すきっかけとなり、
今後の活動に活かせる学びや気づきを得ることができた、充実した時間となりました。

 

 

アンケートでは、

「時代毎のリーダーシップのあり方をアニメのヒーローになぞらえたお話が、非常にわかりやすく、自分自身の「リーダーシップ像」を整理するのにとても参考になりました。また、モチベーションが上がる理由(または下がる理由)は人により異なるというお話も、これまであまり意識したことがなく、新しい気付きでした。」

 

「実際にリーダーを務められている堀講師のお話を聴き、女性、仕事と育児の両立など、共通点があることもあり、より言葉に納得性が得られました。一人ひとりの強みは異なり、自分にあったリーダーシップを見出してチームを率いることや人に頼ることなど、自分らしくチーム形成をすることが大切であることも再認識できました。グループワークを通して、立ち止まって考えることや言葉にすることで、より考えも深まりました。」

 

といった意見がありました。

 

 

次回は、10月31日(金)「財務会計」をテーマに行います。

その様子も後日ご紹介いたします。