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講師について
2025年度 第9回 Peach Women’s Business School                                         

本日は11月18日(火)に開催された第9回Peach Women’s Business Schoolの講義の様子をご紹介いたします。

Peach Women’s Business Schoolは今年度で9年目を迎える、女性管理職を育成するためのプログラムです。
現在、300名を超える卒業生が研修で得た知識や気づきを会社に持ち帰り、それぞれの分野で活躍しています。

 

今回は、昭和女子大学大学院 福祉社会・経営研究科 研究科長 教授 髙橋 学氏をお招きし、
「対人関係構築論」をテーマに講義をしていただきました。

 

 

冒頭では、いまだ日本で馴染みのない「スーパービジョン」を理解する足掛かりとして、
今日の職場においてどのような困りごとがあるかという問いが投げかけられました。
ご自身の実体験や実際の事例を紹介する講師の気さくな語り口に応じて、
家事・子育てとの両立が大変だという率直な声が受講生から上がりました。
また、世代間格差も大きな論点となりました。

 

このように、私生活や年齢といった直接的に業務に関係しない様々な要素を含めて、人は成り立っているという認識をしっかり持つことが、
職場でより良い人間関係を構築することに繋がるという解説には、受講生みな納得の表情でした。

 

 

続くグループディスカッションでは、

「部下と接するうえで大切にしていることは何か」
「後輩に対し、どのような人材となることを期待しているか」
「そのために心がけていることは何か」

という3点について意見を出し合い、各グループの代表者より発表が行われました。
すべてのグループに共通する回答もあれば、グループ独自の回答もありましたが、
どの意見に対しても講師から丁寧なコメント・助言が返されました。

 

 

 

講義の後半では、スーパービジョンについて詳しく解説いただくとともに、
スーパーバイザーである上司・先輩の果たすべき役割や、
スーパービジョンを適切に実践するために求められる態度・心構えをご教示いただきました。

 

 

 

研修後のアンケートでは、

「自身の職場における上司や同僚との関係を具体的にイメージしながら、人間関係の構築について深く考えることができた」

「特に世代による考え方の違いについて学べたことが印象的で、後輩の行動や言動に納得できる部分が多く、非常に興味深いと感じました」

「自分のフレームワークに当てはめてしまうのではなく、相手の見方を尊重しながら「こういう視点もある」という形で伝えることが、信頼関係を深めるうえで効果的だと学びました」

 

といった意見がありました。

 

 

次回は、12月3日(水)、「マーケティング戦略思考」をテーマに行います。

その様子も後日ご紹介いたします。