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講師について
2025年度 第10回 Peach Kokorozasi School Plus

本日は1月15日木曜日に開催された第10回Peach Kokorozasi School Plus の講義の様子をご紹介します。

 

Peach Kokorozasi School Plusは、女性管理職を対象とするPeach Women’s Business School Professional と統合し、
イノベーション人材を育成することに加え、多様性や持続可能性など多くの「プラス」を生むプログラムです。

 

今回は講師に、大阪公立大学 特任教授 広瀬 正氏、講師 山田 裕美氏を迎え、
「エフェクチュエ―ション演習~アントレプレナーシップ新潮流~」をテーマに講義をしていただきました。

 

 

講義は一日という長時間にわたり、多様な演習が盛り込まれ、
「合理的とされてきた考え方である“Causation”」と、
「予測できない環境での考え方である“Effectuation(エフェクチュエーション)”」について、体験を通じて学ぶことができました。

 

今回の研修では、
伝統的な新事業創成の思考法と、
対照するEffectuationのマインドに基づく、成功した起業家(アントレプレナー)の精神を、
今後のキャリア形成に役立て、
さらに新たな事業を創り出すイノベーションの領域へ一歩踏み出すことを目指しました。

 

 

前半では、グループごとにパズルや物語づくりに取り組みました。
パズルでは、完成という明確な目標に向けて計画や戦略を立てながら進める、いわゆる“Causation型”のアプローチを体験しました。
一方、物語づくりでは、結末が予測できない不確実な状況から、
その時点で活用できるアイデアや経験をもとに進めていく“Effectuation型”の思考プロセスを実践しました。

これらのワークを通じて、
受講生は、既存の考え方Causation と、本研修のテーマであるEffectuation的なアプローチの違いを体感できた様子でした。

各グループでパズルに挑戦する様子

物語づくりの後、各グループで発表を行っている様子

 

その後、Effectuationの5つの原則について解説いただきました。
アントレプレナーが無意識に実践してきた思考法を、体系化された5つの原則を通して捉えることで、
従来のビジネスプラン作成に用いられる思考との違いが、一層明確になりました。

 

 

 

後半の演習では、前半で学んだEffectuationの思考法を踏まえ、起業や新事業創成を体験する時間が設けられました。

受講生はまず、「自分の持ち物(宝物)」として、自分のスキルや、やりたいこと、興味関心等を書き出しました。
その後、グループのメンバーで書き出した「自分の持ち物」を組み合わせて、「すぐに実行できそうな目標」を設定しました。
設定した目標について議論し、絵や図等で表現したうえで、各グループが成果を発表しました。

 

 

 

各グループの発表に対し、講師方から多くのフィードバックをいただきました。

一見当たり前の考え方ではないかと思われるEffectuationも、実際に体感する過程で、
相手に聞き・頼む「問いかけのスキル」の必要性や、
自分が心から共感したのか、本音を軽視していないかといった、
共感力や責任意識を持ち、真に“自分ごと”と捉えることの重要性に気づかされる貴重な機会となりました。

 

 

 

次回は2月27日(金)「みらいをかえる次世代の人材育成」をテーマに行います。

その様子も後日ご紹介いたします。